TESI 1D! ECUケース製作

ECUの取り付けケースを製作して無事にセットできました。

納車時点で取り付けてあったECUケースは純正品ではなくて、丁度良い大きさのお弁当箱みたいのを使ってありました。

純正のケースは何かしらの理由で交換されたようです。

そのケースは水抜きの穴が開けられていなかったために、雨天走行か洗車時に水が混入してかなり深刻な状況になっていたのです!

ECU筐体外部が浸水により錆びてしまっていました。

防水性のあるECUには見受けられませんでしたので、内部の状況が心配です。

ECUを開こうとしたらネジが錆びて緩まなかったので、ドリルでもんで開封です。

やはり内部にも浸水したらしく、アルミの錆が発生していました。

基板までは濡れなかったようですが、ロムは若干濡れたみたいでカビが生えたようになっていました。

まさにECU危機一髪!だったのでしょう。

しかしそれ以外の部分は見た感じ基板は綺麗で古びた感じもなかったのでたぶんECUは大丈夫でしょう。

ECU取り付けケースは新たに設計しましたが寸法的にタイトで自分で作るには無理でしたので、加工業者に製作は依頼しました。加工指示を忘れた水抜きの穴あけは自分で開けました。

取り付け方法はグロメットを利用してフローティングマウントにして、がたつきが無いように固定するために悩みましたが、上手く出来ました。

フタの固定方法は爪でひっかけてビスで固定ですが、設計ミスをしてビスの固定は1箇所のみとしました。

M5のナッターをつけてビスで固定の予定でしたが、ECUの厚みを考慮しないで設計したのでナッターが取り付けできませんでした。

それでも爪の部分の組み合わせ精度がいい感じでしたので、ビス1箇所で十分です。

カウルをつけたら見えなくなりますが、覗き込んで見たときに ちゃんとしたちゃんとした作りになっているのが大事です。ECUの取り付けはハーネスが取り付けた状態で長さがぴったりなので、ケースと一緒に外したり組んだりしなければなりませんが、頻繁に外すことは無いのでこれでOKです!