TESI 1D・フレーム装着2

フレームのベアリングも無事に交換できたので、エンジンにフレームを装着していきます。

構造的にフレームにエンジンを乗せるとは逆の感じです。

フレームの取り付けは、なかなか困難だと聞かされたので組み方を考えました。

通常はエンジンの左右を挟み込んで組むようですが、サブフレームとステアリングピボットで左右のフレームを連結させた状態で、エンジンに被せる形で装着しました。

エンジンを貫通して止めるボルトが3本ありますがそれは比較的ルーズな寸法なので楽に通すことができました。

今回は全部バラすのが前提でバラしていきましたが、エンジンを下ろすだけならそれほど苦労しないで降ろせそうです。

ステアリングのアクションをハブセンターステアリングに伝えるピボットシャフトです。

漏れた冷却水で錆が酷かったので、旋盤でサビを削って缶スプレーで塗っておきました。

フレームのボルトを締め付けて行ったら、1箇所エンジンと隙間が1.9mmある場所を発見。

ボルトを締め込めば隙間な無くなりますが、ステアリングのピポッドシャフトの動きに影響がでてしまいます。

ボルトを締め込まないで隙間がある方が明らかにピボットシャフトの動きがスムーズです。

ちょうど良い厚さのワッシャーが無くて、旋盤で1.9mmのスペーサーを作って装着したらシックリしました。

バラした時は、このような部品はなくてパーツリストにも存在しない部品でした。

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コメント: 2
  • #1

    warmeet1126 (金曜日, 17 7月 2020 11:04)

    諸先輩方からBIMOTAは素材だから、手を加えてより良くする物と教わりました。
    1.9mmのスペーサー、そういうのが乗りやすくなる秘訣ですね。
    1Dはピロボールの精度がイマイチなのでステアリングの遊びが多くなると聞いた事があります。

    これからも記事を楽しみにしております。

  • #2

    ちょいふる (金曜日, 17 7月 2020 14:28)

    warmeet1126さん、いつもありがとうございます。
    BIMOTAは素材だから~等々、ビモータあるあるですね(笑)
    ピロボールの件も、追々、記事にします。
    よろしくお願いします。