やっと組み立て始めます。

代替ピストンが見つかって一安心してましたが、組み立てしなくては先に進みません。

ピストンはWPCを施工済です。

シリンダーはICBMで去年の7月ごろに再生完了していました。

その時に、ベースガスケットを4枚作っておいたので、今まで使用していたアルミのベースガスケットを真ん中にして3mmのベースガスケットとして使えました。

ヘッドガスケットはOリングになります。

既製品の耐熱タイプを利用できます。

内側の赤いOリングは国内の既製品ではサイズが見つけられなかったのですが、アマゾンでなぜか売っていたので注文したのですが、海外から発送みたいでなかなか届きませんでした。

待ってる間に、燃焼室をピカピカに磨いてました。

うっかりしていたのが、シリンダーのノックピン です。

2mmベースが厚くなった分、純正の部品では長さが足らなくなるのです。

純正のノックピンの長さが9mmと短いのでなかなか代替品がみつかりません。

内径と外径が同じものを見つけたので、加工して長さを調整することにしました。

シリンダーとケース側にそれぞれ5mm入ります。それプラス2mmで12mmのノックピン になります。

(1mmはあそびとしました)

スズキRM250のシリンダーノックピン が内外径同じで、長さが22mmでしたので旋盤で加工です。

突っ切り加工は難しくてバイトの刃を破損させることが多いので、今回はグレードの高い突っ切りバイトを購入しました。

しかし、卓上旋盤にはシャンクが厚すぎて芯出しができなかったので治具をフライスで加工するおまけ付きでした。

手間をかけた分、加工品とは思えない仕上がりです。

ものが揃えば、組み立て自体は難しくはありません。

 

シリンダーを組み付けて、排気ポートからのぞいたら、ピストンと排気ポートの位置がぴったりあっていました。

排気ポート上にあるのがデバイスで低回転時は降りてきてポートが半分ぐらいになります。

奥に見える穴二つは、燃料噴射口です。

噴射した燃料がそのまま排気ポートに飛び出しちゃいそうな位置ですが、燃料が飛び出す前にピストンが圧縮をかけるんでしょう。

久しぶりに組み上がったエンジンは、超カッコいい!

2軸のシリンダーオフセットなしのVツインエンジンはスリムで、肉抜きされたクランクケースは見た目に強度に不安はありますが(汗)、眺めていても飽きないです。

しばらく飾っておこうかな(笑)

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コメント: 2
  • #1

    K岡 (月曜日, 22 1月 2018 13:10)

    じこまん。ですね。
    じこまん。いいと思います。

  • #2

    ちょいふる (月曜日, 22 1月 2018 22:34)

    じこまん(汗)、なんかぁ〜やらしい響きですね(笑)
    ひとりよがりを楽しみます(笑)