燃料ラインヘッダー製作・1

2気筒エンジンですがインジェクターは各気筒2個の計4個使用しています。

その4個のインジェクターにつながるノーマルの燃料ラインは分岐の分岐で組み立て当初からちゃんと各インジェクターに燃料が供給されているかが不安でした。

写真のように純正のラインは分岐継ぎ手の形状に疑問が感じられました。

ブレーキラインのように圧だけかかるのでしたら問題ないでしょうが、燃料を流すとなるとポンプで圧をかけるといっても偏りが出そうです。

燃料ラインの形状から下側シリンダーに供給が優位な感じです。

エンジンをかけた時の感じからも上側シリンダーのガスが薄くて熱が上がる感じで、下側はかぶりやすい状態でした。憶測でしかありませんが、、

なので、SB8Rでもうまくいったヘッダーを製作してみることにしました。

SB8Rはインジェクターは2個でしたが、今回は4個なので少々複雑です。

ヘッダーらしい形状に図面を書いて設計しました。

 

旋盤で外形と燃料入り口側を加工してから、フライス盤で出口側を加工です。

フライス盤は以前持っていた物より格段にいい物ですが所詮卓上なので、欲張った加工は無理があり忍耐が必要になります。

一部分、加工しながら設計変更しましたが、ほぼ、図面通りに仕上がったのが嬉しかったです。

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コメント: 2
  • #1

    K岡 (木曜日, 21 5月 2015 20:03)

    最近はめっきり手書きで図面を書くことは無くなりましたが、就職した当時は
    「お前の線は死んでいる」とか「誰にでもわかる図面で誰が書いたかわかる図面を書け」と言われたことを思い出しました。
    あれれ?図面の写真見たら、うっかり、まじめなコメントになっちゃった!

  • #2

    ちょいふる (金曜日, 22 5月 2015 00:34)

    フリーのCADソフトで書いてみようと思いましたが、チンプンカンプンで断念しました。
    建築図面は大勢の人が見てイメージ掴んだりするから仕上がりが大事そうですね、機械図面はキレイさよりスピード重視と教わったことがあります。いくらキレイに書いても遅かったら評価が低かったです。