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WCP加工に出していたシリンダーとピストン等が戻ってきたので早速作業再開です。
シリンダーベースパッキンはアルミニウム製の特注品です。
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シリンダーの内面にWPCをかけました。メッキシリンダーなのでWPC単独処理になります。
写真に写っているポートは排気ポートです。国産バイクの場合はピストンリングの負担を抑えるため排気ポートの真ん中にリブが有りますがビモータはそんな事はしませんでした。
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一応、洗浄してから組み付ける事にしました。
自宅の物置にコールマンのホワイトガソリンが残っていたので使ってみた所、大変具合が良かったです。ピストンも気持ちが良さそうです。
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アルミで特注したベースパッキンも全く問題有りませんでした。
小さい四つの穴はシリンダーに送るオイルの通路です。ばらした時にベースパッキンに塗られた液体パッキンがはみ出てこの穴を何個か塞いでしまっていたのでその分のオイルが下側シリンダーへ余分に送られていた可能性があります。
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ピストンリングも無事に装着できました。
スペアが無いリングなので最も緊張する作業です。安全のためにリングプライヤーを購入してみましたが結局、手で入れた方が安全で早かったです。
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コンロッド小端ベアリングは新品が手に入ったので良かったです。
負担が多い割には潤滑がされにくい場所にあるベアリングなのでピストンを外したら必ず変えたいベアリングになります。
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ピストン装着完了。ピストンピンもWCPをかけたのでスムーズです。
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洗浄されたインジェクターも真空パックから出されてついに装着の時がきました。
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シリンダーもつきました。ナットはまだトルクをかけてません。
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ヘッドのパッキンはOリングになります。規格品から材質とサイズを探して新品に交換しました。一般人でも色々と手に入る良い世の中になりました。
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上側シリンダーはとりあえず形になりました。
下側シリンダーはまた後日。
2STオイルはスーパーゾイルを使用するので組み付け時の潤滑オイルで使用しました。ボルトやナットにはモチュールを湿布。ドライよりウェットで組んだ方がトルクが均等にかかり緩みにくくなりますがオーバートルクになりやすいので注意が必要です。
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よこちゃん (火曜日, 11 3月 2014 20:00)
バイク整備好きも!そこまで行くとピストンの気持ちが分るのですね(笑)
choifuru (木曜日, 13 3月 2014 00:29)
やっと再開する事ができました。本末転倒ってピストンも思ってるのかな〜?