バッテリー上がりで分かったこと

先日のツーリングの帰り道、帰宅まで後10kmほどの所で走行中にバッテリーが上がってしまいました。

エンジンは止まらないで電装系が停止しただけでしたので、すぐには気がつきませんでした。

またヒューズが切れたのかと思いましたが近かったのでそのまま帰りました。

無事到着して確認したらヒューズ切れはなく、バッテリーが上がってしまったようです。

バッテリーはショウライでレギュレーターも充電電圧が適正値になるものに交換してあったし最後にエンジンをかけた時も元気よくセルが回っていたので何故!?

ショウライ専用の充電器をつないでもエラー表示で充電してくれませんでした。

その日はあきらめて後日、レギュレーターを購入したエクステンションに電話をして相談した所、とりあえずジャンプスタートして充電電圧を測定して欲しいとのこと。

上がってしまったショウライバッテリーは車等の容量が大きいバッテリーにつなげば復活する可能性が高いとのこと。

電圧が13V以下の状態が続くとショウライバッテリーはいきなりダウンする可能性があるとのこと。

以上のことをふまえて再度確認してみることにしました。

まずは上がってしまったバッテリーの復活を試みました。

汎用のバッテリー充電器を使って充電をしてみたところ、あっと言う間に電圧が上がったのですぐに充電器を外してショウライ専用バッテリー充電器につなぎ直しました。

エラー表示もなく無事に機能が回復したので保管モードにして一日置くことにしました。

次の日に、電圧を分かりやすく確認するためデジタル表示のテスターを購入して細かく調べることに。

購入したテスターはカイセ株式会社KU-2600です。

復活したバッテリーでエンジンをスタートさせて充電電圧を測定したところ、13.81V〜13.85Vで安定していました。

エンジン回転数は1800rpm程で普段のアイドリングより若干高めで設定です。

ヘッドライトをつけても13.53Vで全く問題がありませんでした。

ヘッドライトのハーネスをリレーを介してバッテリーから直接電気を供給する仕組みにしていたのでそれが悪さをしたのかと思い、ノーマルのハーネスからヘッドライトを点灯して電圧を測定してみたところ、ノーマル配線の方が電圧が下がってしまいました。

他に電圧低下の原因を考えるとブレーキランプの点灯が思いつきました。

そこでヘッドライト点灯でブレーキランプを点灯状態で電圧測定をしたらなんと!

13.0Vを下回る数値が計測されたのです。

バッテリーが上がる前の走行を思い返すと、渋滞気味の道を車をすり抜けて調子よく走っていました。すり抜け中はブレーキレバーを軽く握っているのでブレーキランプが点灯して状態が長く続いていたと思われます。

バッテリー上がりの原因はこれでしょう!?

対策としてLEDのランプにしてみた所、電圧低下は0.05V程でしたのでしばらくはこれで様子を見てみます。

今回は知識のある人に相談したのが解決を早める事につながりました。

【余談ですがモトガジェットのメーターに電圧表示機能がありますがテスターに比べて0.5V程高い数値が表示されていました。】