DR800復活作戦!その24

カスタムサイレンサーをカスタムしてみました。

サイレンサーのスリーブはアルミ製で綺麗にバフ掛けしてありましたが、じきに白く錆びてしまうのでダイヤモンドコートをかけてみました。

今回作業をお願いしたのはグローバルデザインです。

スリーブが黒くなっただけでサイレンサーのイメージがだいぶ変わりました。

サイレンサーの出と入はチタン製で、こちらは塗装しないでみましたが全体的に良い感じになったと思います。

サイレンサーの内部構造は一般的なストレート構造です。

各パーツは手の込んだ作りで出来ています。

スリーブの合わせ目は溶接になっていますが見える表面部ビードはヤスリで削って溶接合わせではない様にしてみました。裏側まで綺麗にビードがのっていたので強度的には問題ないと思います。

ステー部分のビードは残しましたがダイヤモンドコートでぼかされています。

作り手的にはアルミのビードは腕の見せ所なのかもしれませんが、今回は隠しちゃいました。

スリーブの固定は出口側は整備用にボルト止めでしたが、エキパイ側はバラす事は無いだろうとの事でリベット止めでした。

早速バラしてしまったので整備性と統一感を出す為にエキパイ側もブラインドナットを使ってボルト止めにしました。

排気漏れが起こらない様にエキパイ側はグラスウールシートを裏側に貼付けました。

液体パッキンとかコーキングとかは使いませんでしたが多分大丈夫でしょう。

 

薄いアルミのスリーブですが裏側から見ても溶接のビードが綺麗に出ているのが見えます。

 

消音用のグラスウールはホンダ純正部品の様です。ふわふわのを均等に詰め込んで行きます。消音性能はこのタイプのふわふわグラスウールが一番良いみたいです。

年に数回のツーリング程度の使用なら耐久性も気にならないとの事です。

マフラーステーとサイドスタンドはパウダーコートで仕上げてもらいました。

こちらもグローバルデザインでの施工です。

 

完成まで後もう少しです。