DR800復活作戦!その12

キャブレターをFCR39にしました。

何故だか?BITO R&DのFCRキャブレターにラインナップされていたので、気になっていた物です。

DR800のキャブレター回りは結構タイトなスペースで、しかもツインキャブです。

FCRなんかほんとに付くのか疑問でしたが、ギリギリで付いたのです!

取り付けは少々コツが必要で、付くと信じて付けないと付けられないかもしれません。

しかし、問題が全くなかった訳ではありません。

DR800Sはタンクの構造が複雑で負圧式燃料ポンプをフューエルラインに設置してキャブレターにガソリンを送る構造です。

負圧が上手く取れていないとリザーブ前にガス欠の症状が出て来ます。

ノーマルのキャブには負圧取り出しが付いていましたが、FCRにはそれがありません。大概の車種はスピゴットを加工して解決出来るようですが、そんな余分なスペースはDR800にはありません。

FCR本体に加工も考えましたが、良い物を発見したのです。

インテークパイプはゴム製で厚みもあるので、スピゴット等金属の部分に取付ける負圧取り出し口では2次エアー吸い込みの可能性が大きいためインテークパイプからの取り出しはあきらめていました。

しかし世の中、無い物は作っちゃえ!って行動する人がいるので負圧取り出しについては救われたのです。

 

スロットルケーブルは今迄使っていたシングルワイヤーでも良いと思いましたが、DR800の純正部品で引き戻しのダブルワイヤーが年式違いで有ったのでそちらにしました。

FCRが全開になるか心配でしたが、バッチリ全開です。ハイスロットル気味で素晴らしいマッチングでした。

 

 

スロットルケーブルとフレームの干渉も不安でしたがクリアランス0でバッチリです。スロットルケーブルの取付け部分の金具がもう少しエンジン側に傾いていたら最高でした。

タンクからの燃料ラインも新しく引き直したので、後は燃料が上手く送られるかが心配ですがそれは走行してみないとわかりません。

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コメント: 1
  • #1

    みうら (火曜日, 01 1月 2013 16:30)

    左右に分かれた燃料タンクからポンプへの配管は左右で同時に減る様になっているのですか?